2012年10月14日日曜日

アンデウソン、ジョーンズ戦に興味なしもデイナは実現させるとのこと

(MMA WEEKLYより)

アンデウソン・シウバがMMA史上最も偉大なファイターであることは
もはや語るまでもないだろう。

彼はUFCの歴史において16の勝利、14のKOと一本勝ち、
10回のタイトル防衛、そして誰よりも多いボーナス獲得と完璧だった。

シウバの栄光はとどまることを知らず、UFC153のようにイベントを守るために
短い期間で出場したときでさえ、ブラジルの伝説はステファンボナーのような
相手に対して鋭い一撃で叩き潰す前におどける余裕すらあるのだ。

シウバが神話的なパウンドフォーパウンドの頂点にたった一人佇む間、
次いで二人の対抗馬がスーパーファイトの可能性を秘めて
彼の後ろに迫っている。数年来、ファンがシウバとの対戦を
見せてくれと叫び続けたウェルターウェイトチャンピオン
ジョルジュ・サンピエール、そして今もう一人のコンテンダーが
このレースに登場したのだ。

UFCライトヘビーウェイトチャンピオン、ジョン・ジョーンズは
4連続タイトル防衛と彼のレコードブックを塗り替え続けている。
そしてあと一勝で、彼はその階級におけるティト・オーティスのレコードと
並ぶだろう。彼もまたこの二年間はフィニッシュマシーンであり、
五人の元チャンピオンを次々と支配してきたのだ。

不幸にも、ジョーンズもシウバもそれぞれ別のインタビューにおいて、
お互いオクタゴンで合間見えたいとはまったく思わないとはっきり言っている。

「私はGSPとの対戦がビッグファイトということは知っている。私が思うに
 ジョン・ジョーンズ との対戦もビッグファイトだ。そして私はこの男が
 『ノー、ノー、ノー』と言うことも知っている。 しかしその対戦のために
 大金を積んで、私が保証しよう、私は彼に『イエス、イエス、イエス』と
 言わせてみせる。」
ホワイトは土曜日のUFC153の後にそう述べた。

シウバは、彼にとっては金額の問題ではなく、すでに205パウンドで
戦うことが彼のチームメイトに対して敬意を欠いているとし、
ジョーンズに挑戦することに乗り気ではない。

「私がMMAのトレーニングを始めてから、私は一度も金について
考えたことはありません。私がこれまで得てきた全てを考えてみれば、
私はいつもプレッシャーと愛とともに戦ってきたし、私が始めたときには
MMAはまったくお金を稼げるものではありませんでしたから。
私は金のために戦うのではありません。確かに、お金は大事です。
私たちは全てお金を必要としています。しかし、私は金のためには
戦いません。この試合は私としては実現して欲しくないものです。
なぜなら私がジョーンズを知る限りにおいて、彼はいつも戦いたくないと
言及してきたからです。しかし私たちはUFCに雇われる身です。」
とシウバは語った。

「私はこの試合が実現して欲しくありません、というのも私のチームは
(アントニオ)ホジェリオ・ミノタウロ(ノゲイラ)、そして
(ハファエル)フェイジャオン、 (ワグナー・プラド)カルデロン、
他にこの階級の、ジョーンズと 対戦できる選手を抱えています。
私もおじさんになりつつあり、 引退も近づいています、
せいぜいあと五年くらいしか残されていないでしょう。
ジョン・ジョーンズを彼らのために残します。」

ホワイトはこの点を信じている、シウバと共に働いた過去6年間で、
ホワイトはシウバのことをとてもよく知っているということを。
そしてすべての時間において最も偉大で最も面白いものはたった一つ
― 挑戦。シウバが史上最高であることや、偉大なチャンピオンであることを
鼻にかけているのを誰も聞くことはないだろう。しかし閉まったドアの後ろで
彼はあっさりと彼自身が最もタフで可能性のある挑戦者であることを
認めているのだ、とホワイトは言う。

常に最高の選手と戦いたいというシウバの欲求を根拠に、
ホワイトはアンデウソンVSジョーンズのスーパーファイト実現には
かなりの自信を持っている。
「私はまたここに舞い戻ってくる、私はジョージ(ギマラエス)、
エド・ソアレス、そして(アンデウソン)、そして私とでこのファイトを
作り出すために部屋に缶詰になるだろう」

徐々に明らかになりつつあるこの状況の鍵は結局タイミング次第だ。
ホワイトは早くもフュールTVで述べている。UFCは決して回転を止めない
車輪であり、彼らはファイトカードを埋めてくれる、
だからカードを作って寄越すようなマネはしないだろう、
スーパーファイトの可能性があるからな、と。

たとえどんなことがあろうと、ホワイトはシウバVSジョーンズを実現できると
確信している。

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アンデウソンさんは自分のクローンと戦いたい発言といい、自分が最強だと
思ってる節があるのはバレバレです。鼻にかけてるのめっちゃ聞こえてます。
今までの挑戦者も勝てそうな期待感がある人はあまりいませんでしたし、
ぜひとも負ける可能性が十二分にある人とやって欲しいです。
相性と体格を考えると、GSPではちょっと分が悪いような気がします。
デイナは札束の詰まったアタッシュケースでアンデウソンさんの横っ面を
はたいてやってください。