2012年10月31日水曜日

統一戦直前企画 GSP発言集:後半

GSP:彼自身の言葉で

UFC公式ニュースより
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ベルトについて(2007年)
「私は全然現金な男ではない、ベルトはただのシンボルだ。そうだ、ベルトは
大事な宝物だ、だが私がタイトルを取り、皆が私を助けてくれた思い出の
全てがそこにある、それが私の中にあるんだ。」

社会への恩返しについて(2008年)
「私にとってとても重要なことだ、私にとって社会にお返しする時だった。
私はミックスド・マーシャル・アーツのプロ・アスリートとして自分の名前、信用、
成長を幼い子供たちを助けるために使いたい。私は子供と若者に重点を
置くつもりだ、というのも私は成長過程で問題を抱えていた、もし若い頃の
自分のような子達を助けることが出来たら、彼らをより良い人生に導ける
だろう。私たちはまた病気の子供を助けたり多くの原因となるものに
関わりたい。私の出発点はとりわけ何かの為というわけではない、
私たちは世界的になって様々な問題に寄与したい。」

模範となることについて(2008年)
「良き模範を示すことは大事なことだし、それが私の仕事の一部だ。だから
私は模範となることはとても大切だと考える。加えて、人生において利己的に
なるべきではない。もし与える機会があったら与えなさい。与えることに
よって、より多くのものを得るだろう。それはとても良いやり取りだ。
より魅力的な人間になりなさい。もし利己的であったりネガティブな人間に
なれば、ネガティブだったり利己的な人間たちを惹きつけることになる
だろう。」

二度目のタイトル獲得について(2008年)
「それはこの道においてとても重要なことだ、というのも私はそれが
チャンピオンに導き、チャンピオンであり続けるために必要だからだ。
私は貫き通したい。」

自身の政権を振り返って(2009年)
「マット・ヒューズを倒したとき、手にした物を理解できなかった。私は
チャンピオンだったし少しだけその栄誉の犠牲になった。私は大分
若かったし、その類の名声と力を手にするには少し若すぎた。そして何が
起こったか。皆私がどれだけ素晴らしいか語りかけ、そして私の周りに
この惑わしの箱が生じ、それが私に自分は他のファイターと違うんだ、誰も
私に届くことはできやしないと思わせた。しかし私は忘れていた、どれだけ
偉大なことを成し遂げようと、どれだけ偉大なファイターとなろうと、一度でも
ミスをすればタイトルを失いうるのだということを。それが私がセラに
負けたときに学んだことだ。」

研究すること(2009年)
「私は自分の相手を過小評価することは絶対にない。すべての対戦経験を
通じて最も危険だと感じる相手とやりたいといつも思っている。そして
私がやる試合は全てそういうものだ。」

彼の最初の師、ジーン・クートゥアについて(2009年)
「彼は常に自分の対戦相手に敬意を持てと話した。もし私の学校で誰かが
傲慢な態度を取ったりしたら、すぐに退学になった。彼に影響を受けて私は
常に一生懸命やり、絶対に諦めず、常に自分のやりたいように練習する
ようになった。」

才能VS練習(2009年)
「私が思うに才能は万人が持っている。UFCにいる全員才能がある。
UFCで戦えるということは、まさに世界で最高の一人であるということだ。
私は他の人に比べて特別才能があるとは思わない-私はただ自身の証を
残すために一生懸命練習してるだけだし、それがベストを尽くすということだ。
それが私の精神性だ-そうやって私は成長したしそれが私の価値観だ。」

試合前の恐怖感(2010年)
「怖いよ、世界の終わりのようだ。もちろん私はナーバスになる。いつも
不安だし、いつも怖い、でもそれが勇気を与えてくれるものでもあるし、
何かをしようというときは怖いものだ。もし何かをしようというときに怖くない
というのなら、それは勇気ではない。」

トラッシュトークについて(2010年)
「もし自分について悪く言われたとしても、私は答えるだろう、自分は
被害者じゃないと。でも私はいつも対戦相手に敬意を持っている。それが
私の仕事に対する心構えだし、この仕事においてそこにいたるまでに
多くの障害を乗り越えなければならないから、私はそれに敬意を払う。」

マニー・パッキャオとフレディ・ローチと共に練習することについて(2010年)
「私が見てきた中で彼は最も速いボクサーなのは明白だ、同様に最高の
ボクサーでもあり、お互いに影響を与えあってきた。彼は私にいくつかの
コツを教えてくれたし、多くのことを(パッキャオのトレーナーの)フレディ・
ローチから学んだから、次の試合が待ちきれないよ。素晴らしく向上してる
と思う。学んだことの幾つかは使えるだろうし、実践するつもりだ。」

ファンになることについて(2010年)
「ファンになるということはどう見るのかということにかかっている。私に
とってそれは誰かの仕事ぶりを理解するということだし、その仕事を
鑑賞するということだ、そして彼が行ったベストなことを学ぼうとし、自分の
試合に組み込もうとすることだ。もちろんマニー・パッキャオは私が試合に
持ち込みたくなるようなものをたくさん持っているし、アンデウソン・シウバの
ように、BJ・ペンのように、マット・ヒューズのように、ショーグン(フア)の
ように、(リョート)マチダのように、ヒョードル・エミリアーネンコのように
なりたい。私は彼ら全員のファンだよ。」

ジョシュ・コスチェックとのTUF12について(2010年)
「もし私がブレイクしたくなかったら、誰も自分をブレイクさせてくれない
だろう。コスチェックは私と一緒に売れようとしたが、彼のやり方は
スマートではなかった。彼は私の心に残らなかった、彼はどこでも楽しく
なさそうだったんだ。彼の人間性にはがっかりしたけど、それはいいこと
だった。そのおかげで自分はただひたすら練習できたから。」

スポットライトの中の人生について(2010年)
「大変だよ。有名になるほどより仕事をする必要があるし、もし戻れるなら
戻って普通の男になりたいと思うときも何度かある。有名人になることで
良いことも悪いこともある。だが、私が闘う一番の理由はセレブになりたい
からじゃないということだけは断言できる。私は金も知名度もない時代を
長く過ごしてきたが、その間も格闘技を続けてきたんだ。今日、金もあるし
知名度もある、そして私はそのおかげで将来的に家族の未来を守ることが
出来るんだ、だから良いことだしそのことは前向きに捉えるよ。」

モチベーションについて(2010年)
「オクタゴンに足を踏み入れる時、私は想像する、私の前にいる男は
自分を以前の自分の状況に戻そうとしている、だから私はやつを追い出し、
ぶち壊し、そこに戻らないようにしなければならないと。」

究極のゴールとは(2009年)
「私の頭の中にはゴールがある、私が引退したときに、MMAというスポーツに
おいて不滅の偉大なるファイターとして記憶されたいということだ。そういう風に
記憶されたいし、オクタゴンだけでなく、MMAのスポークスマンとして記憶
されたい。そのゴールに到達するためには、このスポーツにおける最高の
奴らを何人か倒さないといけないだろう。」

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GSPの発言集でした。武道の影響が垣間見えるところが多いですね。
しかし発言内容まで完璧のかっこよさ。隙が無さすぎる・・・!
ただセラよりもヒューズがトラウマになってるようで、おびえ方がちょっと
カワイイですねw非常に得るものの多い発言集でした。