2013年4月11日木曜日

マット・ミトリオーネ、性同一性障害への問題発言でお仕置きされる


UFC、マット・ミトリオーネのファロン・フォックスに
ついての発言後に彼との契約を一旦停止する。

MMAjunkie.comより (参考 フォックスの試合映像と現地ニュース)




二日前のフィリップ・デ・フリーズへの19秒ノックアウト勝利の後、
UFCヘビー級マット・ミトリオーネはプロモーションによって契約を
停止されてしまった。

月曜日の「ザ・MMAアワー」への出演の際、ミトリオーネは
フォックスのことを「横たわるクソ、人格障害、胸糞悪い奇形」と
呼んだ。

その対応として、UFCは「TUF10」のベテランとの契約を停止し、
彼は調査されることになるとの声明を発表した。

「UFCは本日の『ザ・MMAアワー』においてヘビー級マット・
ミトリオーネ選手が発言した性同一性障害への差別的コメントに
狼狽した。」との声明が読み上げられた。「組織はマット・ミトリオ
ーネ氏のコメントを攻撃的で全く受容できないものと見なし、-この
UFCの運営規則への重大な違反の直接的な結果として、ミトリオ
ーネ氏のUFCとの契約は停止となり、その一件を調査中である。
UFCは(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)
社会の友邦であり味方である、そして所属する450名全員の
アスリートには品位と尊敬を持って他者を扱うことを期待し、
要求するものである。」

UFCは1月に契約下にいるファイター達のために運営規則を
発表していた。

フォックスは先月の大半の間、MMAニュースにおいてずっと話題に
なっていた、SI.comがフォックス、37歳の彼女が2006年に性転換手術を
ホルモン投薬治療と並行して受けていたのを報じた後のことだ。

フォックスはプロ、アマ合わせて5勝0敗の成績を持っており、
5勝全てがファースト・ラウンド中のものである。だがその議論の
中心となっていたものは彼女の対戦相手になり得る選手についてと、
彼女との試合が公平なものになるだろうかということについてだった。

ペギー・モルガンが最近になってMMAjunkie.comに語ったところに
よると、フォックスがケージ内において他の女性選手に対して
身体的なアドバンテージを持っていなかったということについて
彼女は納得できなかったし、その事実にも関わらず「社会的に、
そう、彼女は女性ということになっているのよ。」

インタビューの中で、ミトリオーネは繰り返しフォックスに言及する
際に「he」そして「him」と言い、フォックスが他の女性と戦うことに
ついて「胸糞悪く」なったと言った。

「その問題は私たち選手にとって、そしてスポーツにとって厄介なことだ。
そして私たちは全員でその問題に反対するべきだ。」とミトリオーネは
語った。「彼と戦う女性がいたら、その人を支援するよ。私はその人が
彼のケツを蹴り飛ばすことを望むし、彼が追放されて二度と試合しない
ことを望むよ、だってアレは本当に胸糞悪くなるし、自分はアレを見ると
ぎょっとするんだ。」

ミトリオーネ(MMA6勝2敗、UFC6勝2敗)は土曜日のUFC on FUEL TV9で
デ・フリーズをファースト・ラウンドで素早く仕留めたことで2連敗を
食い止めた、スウェーデンでのことだ。そのなんと素早かったことか、
だから何があろうと、彼はオクタゴンへの復帰が許されて二度目の
ストレート勝利を目指すことになるだろう。

ミトリオーネはコメント要請に対して直ぐには返答しなかった。

(続く)
--------------------------------------------
続報も訳してそこでコメントしたいと思います。
写真で見たときはどっちが男かわかりませんでしたが、
エリカ・ニューサムさんは声は超カワイイですね、完全に
女の子の声でした。