2013年11月13日水曜日

キース・カイザー、ビトーはアメリカで試合はできるがTRTは微妙と語る

ビトーとベガス:NSAC取締役のキース・カイザーはベウフォートにあり得る次のステップについて詳細に語る



MMA Fightingより

一度は静まったビトー・ベウフォートにタイトル・ショットを受けさせろという世論の要求は、UFC Fight Night32におけるダン・ヘンダーソンへの劇的な77秒の勝利の後で怒号となった。

ベウフォート、36歳、今恐らく彼はキャリアの動きの中で最も大きな波に乗っている、というのもマイケル・ビスピン、ルーク・ロックホールド、そしてヘンダーソンに対して連続でヘッド・キックによるノックアウトを記録してきたからだ。だが彼の驚くべき偉業は彼のテストステロン・リプレイスメント・セラピー(TRT、テストステロン補充療法)のせいで雲に覆われたままで、ベウフォートのここ3つの勝利はどれもブラジルで争われたものであり、その地で彼はこの物議をかもしている治療法を自由に受けられるのだ。

通説では、もしベウフォートがネバダ州でセラピューティック・ユーズ・イグゼンプション(TUE 治療目的使用による除外措置)を得ようとしても、同じようにはいかないだろうと言われている、薬物乱用というベウフォートのごたついた歴史のせいでだ。

「それは真実じゃない、それは完全に真実じゃないんだ。」とUFC社長デイナ・ホワイトは週末にかけて言った。「ベウフォートがラスベガスや、他のアメリカ国内のどこであっても戦うことができない理由なんてないんだ。ヴィトー・ベウフォートはTRTを乱用したりしてこなかった。絶対クソ完璧に私はそんなことにはさせないだろう。」

「ヴィトーは今アメリカ国内で戦おうと思えば戦えるでしょう。彼がラスベガスで戦うことができない理由はありません、どんな理由であれね。」と(ネバダ州アスレティック・コミッションの業務取締役の)キース・カイザーは言う。「彼はラスベガスでの試合が許可されるべきです。バカバカしい。」

ネバダで試合許可を得るためのベウフォートの能力にはまったく問題なかった、何しろその州は遥かに重大な違反者達にも許可を与えてきたのだ、最近では3度違反者となったジョシュ・バーネットにさえ、1年間のランダム・ドラッグ検査付きでライセンスを認めている。

しかしベウフォートがTRTのためのTUEを受けられるかどうかという問題になると、もっとややこしいものとなる。そしてそれは最初に信じられていたほどには確定的ではないかもしれない。

「彼の過去のせいで、もし彼がTRTのためのTUEを申請するのならばベウフォート氏は前もってコミッションを訪れる必要があるでしょう。」とカイザーはMMAFighting.comに話した。「これは何ら新しいことではありません。(例として、私は行政上アントニオ・マルガリトには試合許可を認めませんでした、彼は本委員会に先んじて出頭しなければならなかったからです-デイブ・ハーマンも同様です。)」

「委員達はあらゆる申請に対して認可(条件付きか無条件)、拒否、もしくは他の行動を選択することができます。」

カイザーは従来よりベウフォートがNSACからTUEを認められるかどうかについては疑問の声をあげてきた一方で、月曜日にそのシナリオについて尋ねた時には、カイザーは結果がどうなるかははっきりと言うことはできないと返答し、そしてどんな最終的な評決も、「5人の委員次第でしょう。」と応じた。

遡ること2006年の終わり頃のことだ、ベウフォートは不名誉なことにネバダで試合後のドラッグ・テストに失格し、それからNSACの以降9か月のサスペンションを無視して翌年4月に海外のロンドンで戦った。

にも関わらず、もしその事態が起こっても、ベウフォートはネバダにおいて何ら困った事態に陥るとは予想していない。

「簡単なことさ、チェール・ソネンはラスベガスで戦っている。」とベウフォートは土曜日に言った。「私たちはここにいて、規則に従って何でもやるさ。すぐにでも血を取ろうじゃないか、(その記者会見の)後でさ、だから全部は上々だよ。私たちは許可を得られるし、問題なしさ。」

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というわけで、先日顎の強さで有名な無頼漢ダン・ヘンダーソンから初のKO勝利を奪った「天才」ビトー・ベウフォートがアメリカで試合ができるかどうかについてでした。

試合は見ましたが、うーん、いや、自分で検査に引っかからない内は認定したらアカンと大口叩いておいてなんですが、いや、うん、今成長期なんですよ彼は、36歳ですけど。あの肩回りの感じにすごい見覚えがありますが、たぶん気のせいです。

試合は双方が打撃を警戒してお見合いを長時間続けた後、意を決したヘンドがいつもの前足を上げてフェイントを掛けながらのステップインをしたところ、パンチの圧力に屈せず姿勢を維持したまま下がってぴたりとダンヘンの顔に視線を定めていたビトーが、ヘンドがチラリとビトーの顔を見て頭を下げた瞬間にフックとアッパーの中間のようなパンチを死角からコンパクトに放ってヘンドの顎を打ち抜きました。ちょうど前に出ていたヘンドは足の力が抜けたせいでそのまま前にぶっ倒れました。そして追撃のパウンドを必死で逃れて立ち上がったヘンドの顎に、立ち上がり際を狙ったビトーの左のミドル-ハイのヘッドキックが完璧な形で炸裂し、ゴーレムのような頑健さを誇るあのヘンドおじさんが完全に失神してマットに倒れ込みました。

凄まじい圧勝劇でした。火力だけならヘビーにも通用するんじゃないかという破壊力、そして階級が二つくらい違うのではないかというほどのスピード差を感じました。

あのヘンドおじさんを最高の形でKOして、ビトーはこれでコンテンダーを相手に3連続KO勝利です。しかも全部ヘッドキックという痛快さで、彼には再び王者挑戦権を与えるべきだという話が持ち上がっていました。

しかし、その3連続勝利は全てブラジル大会です。そして記事によれば、ブラジルではTRTが自由にできるとのことです。そのために彼の勝利にはどこか乗れない人も多数います。ビトー、ヘンド二人にKOされているマイケル・ビスピンは試合後にツイッターで「薬物野郎二人」とさっそく毒づいてました。こういう時のビスピンは本当にイキイキしています。

そして彼のドーピング疑惑については根拠のないことではありません。過去には薬物違反で実際にサスペンションを受けています。その際にはサスペンションをバッくれてロンドンで試合をしていたそうです。またロックホールド戦の後では記者からTRTについて質問を受け、マジギレして記者を恫喝してもいます。なにより、彼自身TRTを行っていることは認めているのです。

そのために彼には二つの心配がなされています。一つはアメリカで試合できるのか、そしてもう一つはアメリカでTRTを行うためのTUE、つまり免除が受けられるかということです。

前者に関しては、UFC社長デイナは一蹴しています。絶対に出場不可なんてことにはさせないと息巻いています。ネバダ州の取締役であるキース・カイザーも出場できない理由がない、バカバカしいとこちらも一蹴しています。つまり出場許可に関しては心配ないようです。ネバダでは過去に薬物利用が発覚していても比較的試合許可は出してくれます。ジョシュ、アリスター、ソネンなどが代表的です。もっとも、無条件ではなくランダム検査など疑わしい場合にはそれなりに条件が加えられます。

一方、後者のTRT利用に関してはカイザーは渋い表情です。やはり過去に違反した事実のために、認可が下りるかどうかは微妙なところなのでしょう。ただ以前は明らかに懐疑的だったカイザーは、最近になってはっきりとしたコメントを拒否しており、すべては委員達の判断次第だとぼかしています。果たしてどのような判断が下されるのか気になるところです。もしかしたら案外免除されてしまうかもしれません。

アメリカのTRTではT/E比6:1までと補充に際しての上限が設けられており、TUEが与えられたら野放図に補充できるわけではありません。実際にアメリカでTUEを受けてTRTを行っている選手の勝率は決して高いとは言えないところだと思います。今回敗北したダン・ヘンダーソンもご存じのとおりTRT利用者です。しかし、ブラジルではそもそも免除が必要ないために、TRTに際しての上限があるかもわかりません。ブラジルで頻繁に大会を行っているUFCですが、その検査に関しては決してアメリカと同レベルとは言えないように思います。

なのでビトーに関して自分が一番懸念しているのが、果たしてブラジルで行うTRTがどれほどのものなのかということです。上限なしならただのドーピングです。アメリカで試合をした時にフィジカルが急激に衰えた場合にはさすがに目も当てられません。アリスターはUFCにあがってからどんどんとカットが出なくなり、体が丸味を帯びてきて動きは精彩を欠いています。なので同じようなことになる可能性があるのではないかと思います。

アメリカ国内での合法ドーピングであれば、感心はしませんが一応ギリギリでドーピングほどの効果が得られないところに収まっているように見えますので、一応私は黒認定はしないことにしています。しかしビトーのTRTがブラジルで行われているのであれば、これはちょっと微妙な気がします。どこで受けているとは書いてないですが、この記事の書き方だとやはりブラジルでやっているのでしょう。となると、一体上限を守ってやっているのかがわからないところです。

とりあえずUFCは他国で試合をする場合には何らかの対策を講じないとまずいように思います。このあたりは把握してませんので、もし情報をご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください。特にブラジルのTRTにはちゃんと上限値があるんでしょうか?

※コメントでのご指摘で、ブラジルのコミッションはネバダ州を基準にしたルールを制定しているそうなのでTRTも6:1だろうとのことです。つまり基準値はあるけども、ブラジルでは許可が下りているのでTRTは自由に受けられるけども、アメリカだとそもそもTRTの許可は下りません、ということのようです。だからブラジルだとTUEの基準が甘く、過去に問題があったアメリカだと厳しいと言うことですね。たぶん全体的にルールはあるんだけど運用が甘いのだということでしょう。

次戦はタイトルマッチの可能性があるビトーです。アンデウソン・シウバも挑戦を後押ししています。それでもかまいませんが、私としてはアメリカであと一人くらいと対戦してほしいところです。最近ミドルに落として一気に化けた感のあるリョート・マチダとのストライキング対決とかがぜひ見たいところです。それで挑戦者決定戦というのが面白いのではないでしょうか。とりあえずタイトル戦の前に、アメリカ国内で戦うビトーを見ておきたいところです。ビトー本人も、タイトル挑戦できるならTRTをやめてもかまわないと発言していました。

ビトーのアメリカでの試合自体は大丈夫だそうです。ただアメリカでTRTの認可は下りないかもしれません。果たしてそうなったときに天才はどうなるのか、パフォーマンスは変わらないのか、それともなんだか丸くなってしまうのか、コミッションの裁決が待たれます。最後のビトーのコメントが、またしても喧嘩腰なのもとても気になるところです。結末や如何に!それにしてもジュ~スィ~でしたね・・・。


9 件のコメント:

  1. パフォーマンス向上薬に関して(TRTがそれに含まれるのかどうか定かでないですが)、
    選手の見た目の変化よりも反応速度やスタミナ、パワーなどの目には見えないが結果として表れる変化が気になります
    自分自身、薬物に関して詳しいわけでも何でもないですが
    なんでも”ステ”って言葉で済ませているのはさすがにどうかと思いますね
    自身が真面目にウエイトトレを数年もやっていれば別にそんなに凄いとも思えない筋肉の発達具合(常識の範囲内)を”誰それはステ!”とか断言する人もいますし

    個人的にはTRTとか許可されているとはいえ反対です
    ビトーもアリスターもジョシュもダンヘンも好きな部類に入る選手ですが彼らは
    薬物なしで練習し、試合に出るべきです
    薬物なしでは練習も試合もできないなら引退するべきでしょう
    それが今現在の彼らの本当の姿、実力のはずです

    仮にビトーがTRT補充あり、アメリカでベルトを奪ったとしても
    それほど評価されないでしょうね
    薬物使う選手はズルだって言う考え方は一般的なもので筋も通ってますから

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    1. 見た目だけでステ呼ばわりだと、真っ先にデイビスあたりが言われそうですねw私は肩回りの感じと、体のキレというか、ぶれない動きの度が過ぎると怪しいなと思います。うまく言えないんですが、筋肉があまりにも柔軟性がなさすぎるんだけど異様に俊敏といいますか。もっともただの勘ですし、私自身ドーピングして試したことがないのでまったくの根拠ゼロですがw

      以前タイロン・ウッドリーはテストステロンの真価は試合ではなくて練習にあると言ってました。疲れ知らずで狂人レベルのトレーニングが可能になり、さらにやった分だけガンガン身になるからとのことです。その結果として、みっちり詰まりすぎた感じにはなるかもしれないですね。

      現在TRTの許可が下りず女性レベルのテストステロン値でやってるアリスターはかなりしんどそうですね。シェイプが悪いのもやはり普通のトレーニングでは中々体重を落とせないのだろうと推測してます。結局ジュースなしの彼はデビュー当時とまるで進歩がないのも皮肉な話です。

      理想を言えば全面禁止がいいんでしょうが、自分は以前何かの記事でも書きましたが、ビトーやジョシュくらいの世代が引退するであろうあと4、5年くらい後に全面禁止にするくらいでちょうどいいかなと思ってます。

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  2. 薬物云々よりもヴィトーはストライカーとしか試合してないことの方が気になりますな。最後にグラップラーに勝ったの2009年のリンドおじさん戦ですからね!ww
    流れた試合も岡見を除けばリーさん、ヴァンド、ベルチャーとストライカーばかり。打撃で上手いのはもう十分分かってるから、ケネディ、ジャカレのどちらかに勝ってからにしてくれっていうのが感想ですね。
    わたしはジャカレと試合してほしいです。ジャカレは岡見に勝ってますし、ここでヴィトーを下せば王座挑戦に申し分ないでしょう。無論ネバダ州の管轄で行われるのは当然として、ですけどね。
    有利な地元で相性のいい選手と闘い勝っているだけだからなんとなくすわりが悪いのです。不利なアウェイで相性の悪い強い選手をKOするのが唯一の証明の方法でしょう。じっさいマチダはレスラーのムニョッさんにアメリカで完封KO勝ちしたので評価が高いわけです。
    ここまで書きましたがあんまりヴィトーに興味ないです(笑)ワイドとアンデウソンさんに今のままで勝てると思ってませんし。ヴィトーが勝っちゃってもそれはそれで面白い(笑)わたしにはベルト欲しさに焦っているというか、な~んか甘い道を通ろうとしているように見えちゃってますけどね。

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    1. 一応ロックホールドはクリンチもそれなりに強いと思うのですが、そこに行きつくまえに仕留められちゃいましたね。ヘンドおじさんも塩漬け強いんですけど、やっぱり組み付こうとしたその最初のトライで沈められちゃいました。ヘンドは明らかに胴差し行こうとしてたんですが、組み際を狙われましたね。もっと初っ端から低空タックルするような人がいいですねw

      ケネディは厳しいんじゃないですかね。結構被弾する人なので、今のヴィトーだと一瞬で終わりそうな気がします。ジャカレイは面白そうですね。打撃と柔術で同じスキルセットですし、ジャカレイは気が強いので恐れずにガンガン行ってくれそうです。今のヴィトー相手に様子を見ちゃう人はたぶん全部負ける気がします。空気が読めない人が最適でしょう。

      しかしヴィトーに手厳しいですねw私はあのどこか脆さを感じるメンタルを含めて、ヴィトーらしいなあと思います。正直ジョーンズ戦あたりでかなり限界が見えてた気がしたんですが、ブラジル大会3連勝して急に化けた感があるので正直違和感があります。きっと成長期なんでしょう。

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  3. 元の記事を読んでみましたが見落としかもしれないですがブラジルでTRTがフリーなんて書いてありますかね?

    http://www.fightersonlymag.com/content/news/19016-brazil-medical-commissioner-defends-belforts-trt
    こちらのインタビューでは、ブラジルのコミッション経由でブラジルのしっかりした病院に検査を依頼していて、基準を満たした選手だけがTRTを許可されており、血液検査を要求されると検査機関の医師が答えています。

    あと利尿剤がブラジルで禁止されていないというのは本当でしょうか?
    これも医師はブラジルのコミッションはネバダコミッションの基準を参考にルール作りをしておりマリファナなども禁止薬物に含まれていると話しているのでおそらくブラジルでも利尿剤も禁止薬物に含まれていると思うのですが。

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    1. Though his remarkable accomplishments remain clouded by his usage of Testosterone Replacement Therapy (TRT), as each of Belfort's past three wins were contested in Brazil, where he is free to undergo the controversial treatment. の部分ですね。whereでブラジルを指していると思いますが、彼はブラジルでfree to undergo 自由に受けることができると書いてあります。

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  4. 利尿剤に関してはこちらですね。http://www.mmafighting.com/2013/9/28/4780878/leandro-souza-took-diuretic-pills-before-shooto-weigh-insちょっと語弊があったかもしれませんので直しておきます。ブラジルのプロモーションでは利尿剤を禁止しておらず、エイズなどを調べる血液検査のみでやっているところがあるそうです。これは混同を招く表現でしたね。

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  5. Freeの部分は見落としていました。
    でも、これは英文の解釈の違いだと思うのです。
    というのも格中さんは”ブラジルではそもそも(TRTの)免除が必要ない”とおっしゃっていますが、この2人はブラジルコミッションからTRT免除を得ています。
    http://www.mmafighting.com/2013/11/7/5078064/dan-henderson-vitor-belfort-granted-trt-exemptions-for-ufn-32
    だからこの場合のFreeの解釈は、少なくともブラジルでTRTが自由でやり放題という意味ではありません。あとテストステロン比率の上限についても医師が語っているようにブラジルのルールはネバダ州ルールを基準としているのでおそらくネバダと同じ上限の6:1だと思います。

    利尿剤についてはこの文だと思うのですが
    ”Diuretics are banned in MMA, but Brazilian promotions don't run drug tests before the fights. In general, most of the MMA promotions in Brazil only require blood exams for diseases like hepatitis and AIDS.”
    MMAで利尿剤は禁止されています。しかしブラジルのプロモーションは試合前の薬物テストを行っていない。一般的に、ブラジルのほとんどのMMAプロモーションは肝炎とエイズのような病気のための血液検査のみ行っています。

    ほとんどのブラジルのプロモーションが試合前の薬物テストを行っていないことと、エイズと肝炎用の血液検査しか行っていないことまでは読み取れるのですが、これでブラジルのプロモーションが利尿剤を禁止していないとまでは読み取れない気がします。
    おそらく日本と同じように、禁止薬物を規定しているけど検査が行われていないので事実上の野放し状態なのではないでしょうか。

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    1. なるほど、そっちの記事を読んでいませんでしたが、要は「ブラジルではTRTも許可が必要だけど、ビトーはブラジルでは許可が下りているので自由に受けられる」ということで、「ブラジルでは許可が必要ない」ということではないというわけですね。理解しました。下の方も同様ですね。きちんをわかるように修正しておきます。

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