mixedmartialarts.comより
動画はFUEL TVから
ジョルジュ・サンピエール、マット・セラ、ヘンゾ・グレイシーそしてBJ・ペンが
FUEL TVでジェイ・グレイザーがお送りするUFC・ラウンドテーブルに
登場し、入場について議論した。
「僕は試合に臨むときに恐れているのを認めることを恐れない
登場し、入場について議論した。
「僕は試合に臨むときに恐れているのを認めることを恐れない
タイプの人間だ。」とGSPは言う。
「僕はオクタゴンに向かって歩いていく時、怖いし失敗を恐れているけれど、
僕はまるで失敗なんかありえないし、とても自信に満ち溢れていて、
間違いなく相手をぶっとばしに行こうとしてるように見えるだろう。でも
本当は、心の奥底では、死ぬほど怖いんだ。」
「僕は意識を変えはじめ、自分の体に耳を傾ける。これはジェームズ=ランゲ説
というものだ。そして私にとって、それはとてもよく作用する。なぜなら私は
戦う前にとても不安になるからだ。・・・これが僕のトリックだ。僕が入場するとき、
僕は怯えているしそう感じている。でも、僕は歩きながら、徐々により自信が
出てくる状態になるんだ。」
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というわけでGSPの金言を取り上げてみました。
ジェームズ=ランゲ説というのはリンクを貼っておきましたが
心理学用語です。刺激→情動→肉体的反応という順序ではなく、
刺激→肉体的反応→情動という形で人は感情が起こるのではないかという
学説だそうです。恐らく彼のは、この説に基づいた感情操作法を
言っているのかと思います。面白いやり方ですね。
GSPは事あるごとに、臆病者こそが真の勇者になる資格があると
説いています。それはGSPに限らず割と成功者の多くが口にする
事のような気がします。問題なのは怯えることではなく、怯えている
自分を認めない事なのでしょう。認めない事でより怯えから抜けられ
なくなり、自分の身動きが取れなくなる。自分も経験があるので
よくわかります。臆病なことよりも臆病者と誰かに謗られることを
怯えていたのだと、今になればよくわかります。
もし格闘技に限らず、何かと戦わねばならない方がいたら
是非この発言を参考にしてみてください。私もこれを
胸に刻んでおきたいと思います。
しかしこの番組はすごいですね。お互いに倒したり倒されたり
した人たちが一同に介してトークとは・・・。ペン先生も
すっかりわだかまりが解けたようで何よりです。
動画冒頭での名物呼び出し係の人の話も必見です。
皆モノマネできるってことはうるさくて有名なんでしょうねw
GSPは精神集中が乱されてしょうがないとイジっています。
WOWOWだとまず見られないので貴重な映像ですね。