2013年7月23日火曜日

アンデウソン・シウバ、八百長を疑われてマジ泣きする

アンデウソン・シウバの前で八百長試合に言及するのはやめろ!:そのせいで彼を泣かしてしまう、少なくとも今週末のブラジルのTV番組では実際にそうだったのだ。

USA TODAY SPORTSより

我々はすでに見てきた、UFC162でクリス・ワイドマンと対戦してタイトルを失った後、ロッカールームで泣く元UFCミドル級王者を。そしてお次はこれだ:土曜日、ブラジルのTVショー「レジェンダリオス」で、故意に試合を放棄したという主張について触れている最中、シウバは涙を零していたのだ。

(注:ポルトガル語が話せない方は、彼が言っていることを理解できないだろう。だが彼のメッセージの要点は、彼は当惑しているし、母国で悪く見られることを恐れているということだ。)



UFC社長のデイナ・ホワイトが同じ主張に触れたとき、彼はあの試合がやらせだと信じる奴らを「(強調して)大馬鹿野郎」と激しく罵った。だがアンデウソン・シウバはデイナ・ホワイトではない。ア
ンデウソン・シウバには感情があるのです、皆さん。

大丈夫だよ、アンデウソン。リマッチでは絶対にうまくいくさ。



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いや、デイナにも感情はありますがな。

というわけでアンデウソンさん、母国ブラジルで八百長疑惑について触れられて一縷の涙を流すの巻でした。記者のデイナ・ホワの扱いがひどいですね。

自分の中ではとっくに終わったと思っていた「fight-fixing」問題ですが、海外では思った以上にダラダラと続いていてびっくりしました。積極的な八百長ではなく、故意の無気力試合という捉え方なのでしょうか。

自身の八百長を疑われ、思わず感情的になってしまったという感じのアンデウソン・シウバですが、元々感情的で大げさな行動をする人なので、やっぱりどこまで本気なのかわかりません。とてもナルシスティックで乙女な表情や仕種ですね。ただ、これを見てこれ以上追及しようという気になる奴は少ないでしょうし、少なくともデイナのようにキレ芸をするよりはすぐに事態を沈静化できるでしょう。このあたりはさすが元王者、素晴らしいカウンター攻撃です。

八百長疑惑についてですが、当然八百長を引き受けるからにはなんらかの見返りが必要なわけです。これだけの防衛記録と名誉を棒に振ってもいいほどの見返りとは何でしょうか?ファイト・マネーだって現状凄まじい額をもらっているわけで、それこそ金ならばUFCが傾くくらい出さないと釣り合わないでしょう。一体彼が八百長の見返りに何を求めたのかがさっぱりわかりません。デイナの頭を撫で回させて欲しい、とかでしょうか?それなら別に八百長をしないでも、相手はUFCの立役者なのですから頼めばそれくらいやらせてくれるでしょう。

加えてもしやらせだとして、あんなに強烈なフックを叩き込まれた挙句にえげつないパウンドまで落とされた日には、私がアンデウソンならさすがにキレます。試合後にショット・ガンを持ってワイドマンの自宅に押しかけ、「どう考えてもやりすぎだろこのクソヤロウ!(例の甲高い声で)と言いながら銃をぶっ放してKOしていると思います。

以上のことから、騒いでるやつらはたぶんMMAが好きじゃない人たちなんでしょう。政治的な意図も絡んでいるのかもしれません。普通に考えればそもそも八百長が成立する要素がないと思いますから、アンデウソンさんの泣き落としでもうすぐ沈静化するでしょう。元王者の涙はそれくらい強烈です。司会者は思わずアンデウソンを抱きしめていますが、彼にはそういうことをしたくなる可憐さがありますね。やはりアンデウソン・シウバは世界最強の乙女です。

あと、海外の記者はもう少しデイナに優しくしてもいいと思います。

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