2013年10月10日木曜日

ユライア・フェイバー、クルーズの王座剥奪に関して「話し合う時だ」と語る

ユライア・フェイバー:ドミニク・クルーズのタイトル剥奪について「話し合う」時だ



MMA Fightingより

UFCバンタム級の頂点が流動的な状態にある一方で、ユライア・フェイバーは彼のビジネスを続けていた。

王者ドミニク・クルーズは膝の怪我で二年近く離脱している。彼の不在中、暫定王者のヘナン・バラオは継続した各試合によってNo.1の座にいることを主張している。

そんな中、フェイバーは彼にできることをコントロールしている。チーム・アルファメールで新しいコーチのドゥエイン・ラドウィッグの監督の元、フェイバーは2013年中に3勝0敗、アイヴァン・メンジヴァー、スコット・ヨルゲンセン、そしてユーリ・アルカンタラに勝利している。

しかし元WECフェザー級王者はもう一たびのタイトル・ショットに向けて己が道を巧みに進んでいくにしたがって、UFCにとって動きのない135ポンド王者を移動させる時かもしれないと言う。

「私は大体実情がわかっている、向こうが彼から剥奪するかどうかは知らない、しかし話し合いはしなければならないだろう。」とフェイバーは月曜に行われたThe MMA Hour200回特別版のエピソードで言った。

このゲームの舞台において、フェイバーはクルーズに対して敬意を欠いた態度を取りたくないと思う一方でバラオ、UFC149でフェイバーを倒して暫定王者のベルトを手に入れた男はその階級のトップに位置づけられる最高の根拠があると彼は感じている。

「私は真っ向からヘナン・バラオによって打ち負かされた、だからバラオはたった今王者たる男だ。」とフェイバーは言った。「彼は他の連中がやれなかったことをやっている。彼はエディ・ワインランドを印象的な方法でフィニッシュした。彼は私を倒した、それは判定だった、しかし彼はまたその過程において私を負傷させた、私の脇腹を破壊したんだ。彼は信じがたい勝利を重ねてきた。今現在バラオが最高の男だ。ドミニクも最高の男だ。言いにくいことだが、君は皆に戦わせてやらなきゃいけない。」

フェイバーが言う理屈として、クルーズが脇道に逸れている間、フェイバー、マイケル・マクドナルドとUFC on FOX 9で12月14日に対戦する彼は、タイトル・ショットを得たかもしれなかった他の連中と戦ってきている。

「この点に関して、私は彼が戦っておらず、彼を倒すチャンスがある奴ら2人と戦っている。」とフェイバーは言った。「私が最後に戦った奴(アルカンタラ)はとても多彩な奴で彼はグラウンドでタフだったし、スタンドでもタフだった、そして私はドミニクはまだ彼と戦っていないんだな、彼はまだマイケル・マクドナルドと戦っていないのだなと感じた、二人の男はドミニクへのタイトル・ショットを獲得したかもしれなかった。だから私は論拠をいくらか見出すことができる、私は君らが彼から剥奪するかは知らない、だが話し合うべきだ。」

最近フェイバーがニュースに登場しているのは、もちろんバンタム級のタイトル状況だけが理由ではない。フェイバーはThe Ultimate Fighter 19でフランキー・エドガーを相手にコーチをするということが長い間噂されていたが、どこからともなくBJ・ペンが出てきてその場所に収まった。

フェイバーは彼のことが立ち消えになった件について私見を述べた。

「私は聞いた話を言うことしかできないが、」とフェイバーは言った。「フランキーは35まで落として来たくはなかったんだ。私は彼が一度135ポンドまで落とすのに問題があったとは思わない、彼はそのことにOKを出していたんだ。だがデイナは、彼がもし落とすなら135ポンドに留まらせようとしたんだ。そして私も彼と同じだ、もし145に行ったなら、そこに留まる。デイナはキャッチウェイトでやることを望まない、なぜならそれはタイトルに繋がらないからだ。だから私が45に行くと言った、フランキーが35に落とすと言ったのかそうじゃないのかはわからない。」

「だがデイナはBJからの電話を受けた、『私は復帰したい、戦うんだ、一生試合をする。』そしてデイナはそれを実現するために全員を脇に押し退けたんだ、BJが総合に復帰するのを見たくない奴がいるだろうか?特にその階級ならば。私は相当なBJ・ペンのファンなんだ、それは視聴率にはいいだろう。」

だからフェイバーはマクドナルドとの対戦と共に、カリフォルニアはサクラメントの彼のホームタウンに取り残された。それは彼が手に入れようと目論んでいたタイトル戦やスーパーファイトではないが、フェイバーそれでもマクドナルドと戦うことに興奮していると話した、フェイバーはその後輩が十代でモデスト近郊にいた頃から目をつけていたのだ。

「彼は超危険な奴だ。」とフェイバーは言った、彼は最近UFCと新たに8試合契約を結んだ。「私は試合に出て自分のベスト・パフォーマンスをするために危険な奴らが必要なんだ・・・。私がこのスポーツに参加して世界でベストな奴と戦うのはこれが理由だ。マイケル・マクドナルドは私の意見ではこの階級で最も危険なストライカーだ。彼は連中をノックアウトしている。彼は皆を震撼させている。彼はより小さくそしてより速い、その試合はハードかもしれない、だが彼は25分間走ることができるかもしれない。彼はまだ成長している。彼は恐ろしいガキさ。」

「ここで本当に動機となるものは本能的なものだ。君は危険な場所に身を置きたいか?君が生き残るには改善する必要がある、最高の男になるために、より優れたファイターになるためにね。」

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というわけで「ザ・カリフォルニア・キッド」ことユライア・フェイバーによる、王座剥奪への意見でした。

現在バンタム級の王者はドミニク・クルーズですが、彼は前十字靭帯損傷ですでに2年ほど戦線離脱しています。その間にフェイバーとバラオの間で暫定王者戦が行われ、バラオは見事暫定王者の座につきます。さらにその後、暫定王者をかなりいい勝ち方で2度まで防衛してしまい、「あれ、これで暫定王者とかバラオかわいそうじゃね?」という空気が蔓延し、そろそろクルーズからベルトを剥奪しようかという話が出ていました。

クルーズも別に悪気があったわけではなく、再建手術後のリハビリで怪我をしてしまって当初の予定よりもだいぶ時間がかかってしまったことが原因です。以前クルーズの足の近況についての記事を紹介しましたが、そこではすっかり足が萎えてコラージュのようになっていました。見る限り、復帰はやはり来年までかかってしまいそうな感じです。

(下 6月時点でのクルーズ 足が半分くらいの細さになってます。)

Cruzleg_crop_exact

そいういうわけなのでケツアゴ兄貴の言う通り、そろそろ剥奪を考えるべきでしょう。クルーズには気の毒とは思いますが、このままではバラオも、そしてタイトルが欲しい他のコンテンダーにも気の毒です。クルーズの名誉は損なわれないし、本人も多分しょうがないと思っているでしょう。デイナも王座剥奪に関するリミットを設けると言っていますし、いい頃合いではないでしょうか。ベテランのコンテンダーでかつてのクルーズのライバルが、こういう形で非礼がないように丁寧に援護射撃するのはいいことだと思います。「剥奪しろ」ではなく、「そろそろ話し合いくらいはしたほうがいいんじゃない?」という言い方も、クルーズの無念さを気遣ってのことでしょう。

それにしてもケツアゴ兄貴はかっこいいですね。自分を倒したバラオを褒めたり、今度対戦する若手を褒めたり、ケツアゴをからかったクルーズにも気を遣ったりと、こういう男らしさと優しさがやはりモテる秘訣なのでしょう。カリフォルニアの天気のようにカラッとしていてとても好感が持てますね。私の中で今ケツアゴに挟まれたい男No.1です。

4 件のコメント:

  1. ケツアゴて日本以外でもからかいの対象なんですか?

    でもリアルのケツアゴの人はフェイバーもそうですが大抵イケメンですよね

    ・・・からかわれても仕方ないすね!

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    1. TUFでは、ポスターの顔写真のケツアゴのところにパンティーを描かれていました。ちなみに自分は死ぬほど笑いました。またよく似合ってたんですよ・・・。

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  2. 確かにバラオかわいそうですね。ドミニクは好きですが、2年も離れているんじゃ返上してほしいです。

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    1. バラオの試合後の踊りはカチンときますが、素晴らしい防衛戦を2回もしてますからね。さすがにちょっとかわいそうです。

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