ハファエル・ドス・アンジョスが教える打撃コンビネーション

ビデオ：ハファエル・ドス・アンジョスのスーパーマン・パンチとフライング・ニーのコンビネーション



MMA maniaより

彼はその柔術のスキルで知られているかもしれない、しかしEvolve MMAの生徒でありUFCライト級コンテンダーのハファエル・ドス・アンジョスは立った状態での技術もあるのだ、そんな彼が、彼の所属するアカデミーのオンライン教則ビデオの最後のラウンドで、彼のスーパーマン・パンチ/フライング・ニーのコンビネーションを披露した。だが彼の進化したスキルは、果たして155ポンド級の王冠を掴むのに十分なものだろうか？時が教えてくれるだろう。

解説

自分はスーパーマン・パンチを打つのが好きだが、普通の選手はスーパーマン・パンチの後にダブル・レッグが来ることを予期している。ケージに向き合ってる場合は特にそうだ。スーパーマン・パンチを打った後、すぐに腰を落としてダブル・レッグに行く。なので自分は、ダブル・レッグの代わりにフライング・ニーを使う。

まずスーパーマン・パンチを打った後、そのまま浮いてる足を地面につけずにジャンプして、前に出ている方の足でフライング・ニーを打つ。

解析

アンジョスが披露したこのコンビネーションは、効果的でかなり安定していることが証明されている。MMAにおいてコンスタントに攻撃を変化させ、ハイレベルの打撃を継ぎ目なく繋げていくことはとても重要だ。ハファエルはサウスポーの構えからこのコンビネーションを使ったが、オーソドックス・スタイルの選手にとっても簡単に適応することができるだろう。

まずスーパーマン・パンチを打つ際に左足を持ち上げ、その左足を後ろにまっすぐ蹴り、それを利用して左のストレートを放つ。この左足を後ろにハードに蹴りだすことが、スーパーマン・パンチに十分な威力を生み出す。

パンチがふれたら、蹴りだした左足を地面につけることなく、後ろから前に振り上げてジャンプし宙に舞い上がる。そして振り上げた左足を再び戻して右足でフライング・ニーをまっすぐに放つ。そして地面に着地するとき、左足から着地する。

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ハファエル・ドス・アンジョスのKOコンビネーション解説でした。EVOLVEは今MMAのオンライン講座なんてやっているんですね。リンク先にあった記事も暇を見て訳したいと思います。この動画はその講座の一つです。

が、オンラインでこれを教えて果たして使いこなせる奴がいるのかという気がする、非常にトリッキーなコンビネーションです。スーパーマン・パンチからのフライング・ニー。格闘ゲームみたいです。

しかし、ただかっこいいからやっているわけではなく、ちゃんと根拠がある理にかなったコンビネーションです。スーパーマン・パンチを打った後、多くの選手がその後にタックルを想定することを突いたコンビネーションで、当たれば確かに一撃でKOです。相手がタックルをがぶろうと屈んだ顔面を狙って膝を叩き込むのですから、これは強烈です。

またスーパーマン・パンチもそれなりに効かせることが大事なようです。スーパーマン・パンチの打ち方は前から気になっており、自分は体の捻りで打つのだとばっかり思っていました。しかしより強いスーパーマン・パンチに必要なのは、持ち上げた足を後ろに強く蹴りだすことだそうです。その蹴りの推進力でパンチに威力を与えるとのことです。後ろに蹴りだすのはパンチを打つ手と同じ側の足です。

さらにその蹴りだした足を振り子のように使って高く飛び、さらにその振り上げた足を戻すのを利用して右足を跳ね上げる、という組み合わせです。これは意外に使いやすいかもしれないですね。オーソドックスの人は左右逆でやってください。この技の前に同じようなシチュエーションでタックルを連発して布石を打っておくといいかもしれません。

タックルが前提にあるわけですから、これは純粋なMMA専用コンビネーションです。動画でも言っているように、MMAでは変化をつけて相手のディフェンスをかく乱することがとても重要ですので、こういう技を一つ二つ持っているだけでぐっと戦略の幅が広がるかもしれませんね。

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